私は昔から動物が大好きで、子供の頃は深く考えたわけではないけれど、
毛皮のコートというものが大嫌いでした。
大人になってからも嫌いではありましたが、バッグや靴に少しだけ使われた
ファーについては無頓着な面も正直言ってありました。
でも虐待された上に捨てられた犬や虐待され続けている犬、
ひどい飼われ方をしている犬たちのことをコロと暮らし始めたことで
勉強する機会が増え、改めて毛皮のことも色々と知ることができました。
多くの毛皮は中国で作られています。
狭い檻に入れられひどい環境で育てられた犬たちは
ストレスにより異常行動を起こすようになったりします。
一日中首を振り続けたり、同じ場所を回り続けたり、親が子犬を噛み殺したり。
そのあげくは「殺されます」。
しかも安楽死などというある意味楽な殺され方ではなく、
地面に叩きつけたり、踏みつけたり、ナイフの柄で意識がなくなるまで殴り続けたり。
意識が朦朧とした犬の皮を「まだ生きているまま」剥ぐのです。
中にははがされたとたん意識が返る犬もいます。
それでも業者の人は皮を「剥ぎ続けます」。
皮を剥がされたあとも立ち上がろうとしたり、まばたきを続ける犬もいるんです。
しかもその皮を高級な動物の皮と偽って輸出したり、
イタリアで加工すれば「イタリア製」と表示されたりします。
1枚のコートを作る場合、猫なら24匹、犬は12匹が必要です。
そんな残虐な行為の末作られた毛皮を使った製品(服に限らずバッグ、靴、アクセサリー等)
を平気で身につけられますか?
だんだんと沢山の国が毛皮の為の動物飼育を禁止し始めています。
このブログを読んで頂いた方で、少しでもこの現状を悲しいと感じた方は
ぜひ毛皮を使った製品の購入をやめていただけたら・・・と思います。